心の病気かなと思ったら
心の病気の治療は、ほかの病気と同じように早期発見、早期治療が重要です。
「心の病気ではないか」と思った場合は、できるだけ早めに相談・受診をしましょう。
精神科医のいる専門の医療機関を受診することが最もいいのですが、抵抗がある人は、まず家族や友人に、以前と比べて様子が変わったかどうか、抑うつ気分などが見られるかどうか、を聞いてみましょう。
信頼できるかかりつけの医師に相談する方法もあります。
普段、病院にかかっていない人は、インターネットを利用する手もあります。
専門医が心の病気についての相談を受け付けているサイトや、クリニックが独自で作っているホームページの中に、メールで質問を送れるようになっているものがあります。
ただし、これらはあくまでも病院を受診する足がかりにするものであって、最終的には医師と直接会って、相談をするのが基本です。
また公的な機関に相談する方法もあります。
市区町村の「保健センター」では住民の健康相談を受け、指導を行っています。「保健所」には医師や保健師がいて、相談を受け付けています。
都道府県や政令指定都市の「精神保健福祉センター」は精神科医も 臨床心理士(心理カウンセラー)、精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)、作業療法士などがいて、心の病気全般の相談に乗ってくれます。
心の病にかかったとしても、本人が自発的に病院に行くケースは多くありません。
早期発見、早期治療のためには、家族の対応が重要になってきます。
もし家族の様子に心の病気を疑ったときは、さりげなく受診をすすめてみます。
からだの病気のときと同じように、様子がおかしい、体調が悪そうだと伝え、一度診察してもらうことをすすめます。
ただし、心の病気に違いないと決め付けないようにしましょう。
受診先は精神科医のいる専門機関が最適ですが、それが難しいようならかかりつけの医師の受診をすすめてください。
無理やり病院に連れて行ったり、だまして連れて行ったりすることは逆効果です。
本人が病院に行くことをどうしても拒否するときは、まずは家族が相談に行きます。
精神科に行きづらいのなら、地域の保健所や精神保健福祉センターなどの公的機関に相談することもできます。
おおよその診断や、対応のアドバイスなどを受けられます。
生活に支障をきたしているかどうかを、ひとつの目安にしてください。
会社や学校に行くことができない、食欲がない日が続いている、イライラして周囲との関係に亀裂が入ることが増えた場合などは要注意です。
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