不登校の初期症状と統合失調症は似ている
不登校の初期症状として頭痛、腹痛、吐き気などがしばしば認められます。
このような症状が出てきたときは、親は子どもが出すなにかのサインだと考えて、注意を払わなければなりません。
このような身体症状の出現は不登校の前ぶれであることが多いのです。
しかし、同じような身体症状を示していても、それが統合失調症のはじまりのサインのこともあります。
もちろん統合失調症の場合は身体症状だけでなく、「自分の存在が不確かなものである」ということを前提としたさまざまな症状も出現します。
統合失調症の初期症状は「あいまい」で、はっきりとしません。
本人も周囲も「気のせいだろう」とか、「とるにたりないものである」と考えられるような症状なのです。ときには訴えがまったくないような場合さえあります。
けれども、もしもそれがほんとうに統合失調症ならば、重大な見落としといわなければなりません。
そこには、子どもの将来を左右する事態が起こっているからです。統合失調症であれば、できるだけ早期に治療を開始しなければなりません。
親は子どもが示す状態、あるいは訴えを「とるにたりないもの」だと決めつけないことがなにより大切なのです。それはけっして悠長な事態ではないことを肝に銘じてください。
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