子供の不眠・過眠
子どもが不眠や過眠などの睡眠障害を訴えるとき、そこにはなんらかの原因があります。
原因を知ることで、改善策もみえてきます。
長引くようなら治療を考える
ぐっすり眠れない、すっきり起きられないといった症状は、睡眠の質や量、時間帯などに問題が生じているために起こると考えられます。
一時的なことなら問題はありませんが、生活に悪影響が現れるほど長引くようなら、睡眠障害として治療を考える必要があります。
睡眠障害が起きる原因はさまざまです。心の病気の症状として睡眠障害が現れることもありますが、子どもにもっとも多くみられるのは、生活リズムの乱れが睡眠と覚せい醒のリズムの乱れを引き起こしている状態です。原因に応じた対策をとることが、改善のポイントです。
生活リズムの乱れ
夜、いつまでも起きている。だから朝、起きられない−睡眠と覚醒のリズムが乱れた状態も睡眠障害のひとつです。不登校が続いている子どもなどは、睡眠のリズムが崩れてしまいがちです。
それが、さらに登校しにくい状態をつくってしまっていることもあります。
夜は早めに就寝させる、起床時間を守らせるといった基本的な心がけが、まず大事です。
不安
不安があると寝つきが悪くなりがちです。ちょっとしたきっかけで起きた不眠の経験が、「また、眠れないのではないか」という不安をよび、さらに不眠を強めてしまうこともあります。
苦痛が大きく、長引くようなら、不安・緊張を取り除く睡眠導入剤の使用が検討されます。
以下のような状態が長く続いた場合は専門医などに相談したほうがよいでしょう
●気分障害や統合失調症、摂食障害など、心の病気を疑わせる症状がほかにもある
●原因はわからないが、不眠や過眠などが続き、本人が苦痛を訴える
●リズムの乱れが家庭の努力では修正できない
●強い不安を訴える
●その他、睡眠障害以外に困っている症状がある
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